第1回:ダーツのセッティングについて

こんにちは。

 

このカテゴリーではダーツに関してのいろいろな話をしていきたいと思います。

ダーツに関係しそうな技術や知識、身体に関する知識も載せていこうと思います。

 

あくまで私の視点からの話になるので、あくまでも「視野を広くする」という意味です。

正解・不正解は無く、こういう思考の人もいるんだなと思っていただければ幸いです。

 

では、以下本題です。

 

 

フライトについて

ダーツの飛びに最も関係するパーツです。

L-StyleさんやFitFrightさんから、既に直角に作られている「成型フライト」が多種多様に販売されていますね。

私が使っているスタンダードや、最近流行りのロケット、昔からのシェイプやスリムなどなど。

 

一般的には

・フライトが大きいほど山なりに飛ぶ。

・フライトが小さいほど直線的に飛ぶ。

・シャフトが長いほど山なりに飛ぶ。

・シャフトが短いほど直線的に飛ぶ。

という認識だと思います(赤文字青文字は同効果)。

 

フライトが大きいと山なりに飛ぶ大まかな理由として

1.面積が大きい。

2.空気抵抗を受ける面積が大きい。

3.ダーツの姿勢変化によりフライトが空気に当たる面積が増加。

4.姿勢の修正にエネルギーを使うため初速を維持できず失速する。

という構図(正しいかどうかは勉強します)。

 

あとはフライトの形状です。

ロケットのように先端面積が小さければ初速を維持しやすくい、カイトのように重心位置側の面積が小さければ浮力が生まれにくいのではないかと。

申し訳ないのですが、フライトに関してはスタンダードしか使ったことがないので勉強します。

 

シャフトについて

シャフトが長いと山なりに飛ぶのは慣性モーメントが作用していると考えています。

簡単な物理の話になりますが、慣性モーメントは「回転軸からどれくらいの位置にどれくらい質量を持つか」によって決定され、簡単に言えば

回転軸から距離が遠いほど回しにくく、距離が短いほど回しやすい」

ということです。

この場合の回転軸とは、セッティングを含めたダーツの重心です(指にダーツを載せて指から落ちない部分)。

シャフトが長いとフライトは重心から一番遠くなります。

更にフライトは空気抵抗があるため見かけ上の質量は増加しています。

 

ダーツが飛ぶためには運動エネルギーが必要となり、その運動エネルギーは我々プレイヤーがダーツに付与します。

そして指から離れた瞬間からダーツは飛ぶために運動エネルギーを消費し、本来鋭い放物線を描くために持っている運動エネルギーが、ダーツの姿勢変化を制御するために使われ失速、本来の放物線より山なりに飛びます。

 

これがダーツを投げている時に考えていた理論です。

 

このことから「長くて重いシャフトを使う=重心位置がフライト寄りになり同じ長さの軽いシャフトより直線的に飛ぶ」ということがわかります。

また、運動エネルギーは(質量×初速^2)/2であり質量と速度に関係しているため、同じ速度を持ったより重いセッティングであれば運動エネルギーは高く、姿勢維持のために取られても前進する力を残しているので大きく失速せず直線的に飛びます。 

短いシャフト・スリムフライトを使用した場合はこの逆になります。

 

あくまで私個人の理論ですし、そこまで物理に詳しく勉強したわけではないので間違っていたらすいません。

 

では第1回はこの辺で。

また次回。